こしかたゆくすえ
作っておいて、歌っておいて今さらなんですが。この曲を弾くたびに、歌うたびに、自分を見つけたりまた見失ってみたり。こしかたゆくすえを語るには、まだまだ早かったか、と思ってみたり。そしてまたひとつ年をとる。
アナログ人間を名乗りはしませんし、なれないし、デジタルの恩恵にソコソコ浴しつつも、やはり時に問いかけたくなる。この延長線上に我が身を預けるしかないのか?どこかおかしくないか?他の選択肢はないのか?この素晴らしいデジタルライフとは違う生活。。そんな思いを歌にしたらこうなりました。
いわゆる応援歌ですね、これは。歌っている場所は静岡県富士市の某メーカーの体育館です。毎年この時期ここで歌わせてもらっていますが、今年はこれではや7年目です。
富士山を見上げる街で三年半の単身赴任をしました。暮らし初めて一年が過ぎる頃に作った曲です。自由さと寂しさと何だか言葉では表せない感情。当時で54歳という年月が、自分に与えたものと奪ったものと。
こしかた ゆくすえ(路上にて)